人の目よりも自分の目を気にする

2020/12/27 代表ブログ

2020年現在36歳の私ですが、20代の頃人の目ばかりを気にして生きてきました。

 

その当時も会社をやっていたのですが、「取引先の目」「従業員の目」「銀行の目」「家族の目」「友達の目」。

気が付くと周りが「人の目」ばかり。

 

当時は会社をやっている以上それが当たり前なのだと勘違いしていました。

 

周りの目ばかりを気にして自分はこうならなければ、弱点を克服しなければ、できる経営者は皆こうだ。

自分を変える。

変えなければ。

 

しかしそう簡単に自分自身を変えることが出来ない日々に焦りと苦しみ、自分への怒りを感じる毎日でした。

 

経営もままならない状態で、あるときから開き直るような考え方が芽生えだしました。

 

というか自分を変えるって何?

苦手なものは苦手だし、嫌なもんは嫌だ。

 

もちろん、仕事自体は好きだし、経営の面白みもある。

今後も経営はしていきたいけど、もし自分が苦手なものをすべて克服しないと会社が潰れてしまうなら自分には無理だ。

 

そもそも周りはどうしてこんなストレスに耐えているんだろう?

と疑問にすら思いました。

 

そこで周りの経営者や周りの目を客観的にみるようになりました。

 

すると自分が想像していた以上に周りは周りの目を気にせずに、好き放題いいたいことを言って、自己中心的に見えました。それが羨ましくさえ思いました。

 

もちろん全員が当てはまるわけではないし、実際はそんなことないのかも知れないけど、私自身の視点を変えたら違った風景が見えました。

 

30代になり、いつしか自分は自分のことだけを考えて生きていこうと決めていました。

 

そう意識するようになってからすべてがいい流れになりました。

 

選択に迫られても迷わずに自分のプラスになる選択しかしない。

 

苦手はことはしない。嫌なことは断る。

 

そうすると何故か自分にとってプラスな人たちだけが集まってきました。

 

何故なのか。

自分は自分の都合のいいようにしか生きていないのになぜ八方美人だった自分よりもこんなにもいい人に恵まれるんだろう。

 

自分にプラスになる選択しかしなくなった結果、大切な人、幸せになってほしいと思う人を大切にするための選択を自然としていたからです。

 

逆を返せばいらない人は去っていきました。

 

すべての人に気を使っていた自分の心のキャパを自分にとってプラスの人に集約できた結果なのかもしれません。

 

自分が変わるのではなく、自分の環境を変える。

苦手を克服するのではなく苦手を回避しても大丈夫な環境に変える。

 

人は一人では生きていけません。

 

だからこそ自分のことしか考えないと、自然と大切な人を大切にします。

 

何故ならその人がいないと自分が幸せになれないから。

 

正直、まだまだ八方美人の部分もあるし、人の目はまったく気にならないといえば嘘になりますが、すごく生きやすくなったことは事実です。

 

思えば、昔から自分も他人の目は気になるけど他人の人生を気にしたことなんてない。

嫌なことされて一瞬イライラしても家に帰ればいつもの生活に戻る。

それを毎日そいつのことばかり気にして生活なんかしていません。

 

仏教でいうところの六道輪廻の中の人間道みたいなことですかね。

 

人は意外と人のことなんか気にしていないんです。

最近はHSPなんて言葉もありますが、それを気にしすぎている人は本当に殻破って大丈夫だからって今は心から思います。

 

犯罪や目先の身勝手は結果的に自分の不幸を招くので自分にプラスなことではないですが、どうせ100年後、自分も含めてこの世には自分の嫌な奴も、誰もいないのだから、この人生自分の思うように生きたらいいんです。

 

勇気はいるけど

 

ゆっくりでもいいから

 

人の目よりも自分の目を気にしてください。

 

※代表ブログはココロサプリ運営会社代表大貫康喬の個人的な意見を個人の視点から書き綴ったものであり、ココロサプリ所属の相談員が同じ意見、思想を持ち合わせているということではありませんのでご理解ください。人それぞれ違った思想を持っているのは当然です。是非自分に合った相談員を見つけていただき少しでも明日への活力にしてください。

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