本当に大切なもの
2021/01/25
カウンセラーブログ
数年前、
私は、大好きだった人を癌で亡くしました。
その人は、どんなに苦しい時でも
私の前で泣いたことは1度もなかった。
でも、
亡くなる3日前に、突然大泣きをして話し始めました。
『今ままで病気になったことも
仕事でミスしたときも、家族と大喧嘩したときも
全部いちいち悩んで落ち込んでた。
でも今、【今日死ぬかも、明日死ぬかも】っていう恐怖を知ったら
今まで悩んできたことなんてちっぽけに思える。
今の日本は物が溢れてて、不自由ない生活をすることが
当たり前になってるけど
明日死ぬって分かったら、
歩ける・・・喋れる・・・食べれる・・・って
全てのことに感謝の気持ちが沸いてくるし、愛おしくなる。
お金や家や車や時計さえも、死んだら置いてかんとあかん。
1番大好きな家族でさえ持って行かれへん。
持って行けるのは自分がどう人に接したか、どう生きてきたか、
それだけしかない。』
呼吸器をつけて息が詰まりながらも
一生懸命、わたしに伝えてくれた。
確かに、人間はいくらお金があっても
高級車に乗っていても、ブランドで着飾っていても
死んだら何も持ってはいけない。。。
その人から教えてもらった。
死ぬ瞬間って
自分の今までやってきたことが走馬灯のように流れて
結局自分に裁かれる。
死ぬときに、
自分に裁かれて苦しまないように
自分にも人にも素直な気持ちで生きて、
普通に生活できていることに感謝を忘れないようにしよう。
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