イヤイヤ期、いつになったら終わるの・・・?
イヤイヤ期は子どもの成長の証拠だ、
誰しも通る道なんだ、なんて分かっていても
何をやってもうまくいかない子育てに
頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?
また、イヤイヤ期の子どもと四六時中、
一緒に過ごしていると、
精神的にもしんどくなってしまったり
苛々してしまったり、
終わりが見えないこともストレスになりますよね。
イヤイヤ期を乗り切るためのヒントとして、
まずは、イヤイヤ期が続く期間について知っておくと
少し気持ちがラクになるかもしれません。
ただ、イヤイヤ期には個人差があるため、
おおよその期間についてお話します。
(決してこの期間とご自身のお子様の期間にずれがあっても、個人差が大きい時期でもあるのあまり気になさらず参考までに読んで頂ければと思います)
★1歳半を過ぎたころから、
イヤイヤ期の始まりを感じる方は非常に多いです。
今までは比較的、言うことを聞いてくれていたのに
何を言っても
イヤイヤ!という反応が少しずつ増えていくような時期です。
★イヤイヤ期のピークを迎えるのは、2歳だと言われています。
このくらいの時期になると自我が芽生え、
自己主張が強くなったり、大人の言っていることを
なんとなく理解できるようになり、
言語面での発達も見られます。
今までとは別人のように変化し、
大人の方の言うことを聞いてくれなくなるので
「魔の2歳児」なんて言われていますよね。
2歳児だと、
まだまだ脳の発達が未成熟なので、
感情をうまくコントロールできずに、
欲求がおさえられないことも多々あります。
しかも自分でやりたい!!したくない!!
という気持ちをうまく伝えることができません。
なのに、いざ自分でやってみてもうまくできない。
子ども自身もこの状態にイライラしている状態です。
その状態で大人から注意されるとさらにイライラしてしまい、
感情(気持ち)が爆発してしまいます。
お母さんお父さんにとっても
イヤイヤ期の子どもとの付き合い方に悩み、
子どもに対してイライラしてしまい、
そのイライラを子どもにぶつけてしまうこともあるでしょう。
でもずっとは続きません。
★多くの場合、イヤイヤ期は3~4歳で落ち着きます。
とはいえ、やはり個人差はあります。
3歳になっても自己主張や自分でやりたい!!という
自立心が強かったり、
やりたいことをやっても上手くできなくて子ども自身が
イライラしていることも多いです。
お話も上手になったり色々な言葉を獲得するにつれ、
反抗的な言い方や不適切な言葉が目立つこともあります。
★そもそもイヤイヤ期って何?
イヤイヤ期とは、正式名称でいうと【第一次反抗期】
感情をコントロールする力や
他人の気持ちを理解し、
思いやる力が養われていきます。
ただ単に反抗しているのではなく、
健全な心を育むための成長期間といわれています。
★イヤイヤ期とうまく付き合っていくヒント
イヤイヤ期の子どもは
お着替え1つであっても、用意していた服を拒否したり
夏なのに長袖を要求したり
快晴の日に長靴を履きたいと言ったり、
買い物に行ってもお金を出したがったり
カートを押したがったり、
そこで自分の要求が通らなかったり失敗したりして
思い通りにならないと
癇癪を起したり、泣き叫んだりすることも多いですよね。
もしくは、
子どもが求めている以上の手助けをしたときなんかでも
子どもの中での消化不良が起こってしまい苛々してしまうんですよね。
大人はもちろん、
失敗すると分かっているので
失敗しないように良かれと思って
手伝っているのかもしれません。
当然ながら、危ないことや人に迷惑がかかることは
させるべきではありませんが、
それ以外なら子どもに思う存分やらせて、
挑戦させてみるのもありではないでしょうか?
その様子を見守り、
子どもからSOSがあった場合や、
あきらかに困っているときは「お母さんお手伝いしようか?」と声をかけたり、
「〇〇を▲▲してみたらどうかな?」と、見本を見せて
提案してみるのも良いです。
大人がサポート側に回ると、
子どもは「自分でできた!!」という気持ちになり
満足感が得られるので
イヤイヤ状態にならずに行動することができます。
★子どもの気持ちを聞く
先ほども記載しましたが
イヤイヤ期は自己主張がとても強くなる時期です。
あれをしたい!!これをしたい!!
あれはイヤ!!これもイヤ!!
自分の言う通りにしたいという気持ちが強くなります。
その気持ちを子どもなりに一生懸命伝えているのに
言葉の発達が未熟であるため、
大人にうまく伝わらずに
イライラしてしまうこともあります。
イヤイヤ期の子どもは、
自分の気持ちを聞いてほしいと思っています。
お母さんお父さんの負担にならない程度に
子どもの話を聞き、そのまま受けて止めてあげましょう。
「そうだね」「■■がしたかったんだね」「すごいね」などと認めてあげると、子どもの心は満たされていきます。
★他の話題を振ってみる
イヤイヤの状態になっているときは、
そのことに対して、何を言っても子どもは納得してくれないですよね。
頭ごなしに注意をしても、手助けをしても、落ち着くことな少ないと思います。
そんなときは、あえて全く違うものへ
子どもの意識を向けてみるのも1つの手です。
例えば、靴下を履く履かないでグズグズ言っているときは
無理に靴下を履かそうとするのではなく、
「今日はお空に太陽さんいるかな?」などと
別の話題を持ち掛け、子どもがその話題に興味を持ったところで、
「じゃあ太陽さんに会いに行くためには靴下履こうね」と
再度促すと、子どもの意識は太陽がいるかどうかになっているため、
案外スムーズに靴下を履いてくれるかもしれません。
また、時間的な問題も
イヤイヤ期の子どもと関わる中では、
苛々を大きくしてしまう原因にもなるので、
可能な限り時間に余裕を持って行動することも
意識してみてください♪
イヤイヤ期は、
子どもの言動に振り回されて
精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。
お母さん、お父さんにとって
忍耐力が求められる時期でもありますよね。
終わりが見えずに、
つらい日々を過ごしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、イヤイヤ期には必ず終わりがあります。
そしてこの過程を経て、
子どもは心身共に大きく成長します。
イヤイヤ期の子どもの子育ての中で
自分1人でしんどさや子どもへの苛々、
そんな自分への苦しい気持ち、抱え込まずに
子どもが寝静まった夜、
保育園・幼稚園に行っているお昼間、
ココロサプリのカウンセラーに相談してくださいね。
子育て経験や、子どもについての専門知識、経験がある
カウンセラーの意見や話を聞くだけでも
少しココロがラクになると思います♬
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