リストカットなどの自傷行為がやめられないあなたへ
私自身も、小学3年生のころから17歳くらいまで
自傷行為をやめることができない1人でした。
自傷行為と一言でいっても様々ですが
リストカットやアームカットだけでなく拒食や過食嘔吐、薬の大量摂取、
寂しさを紛らわせるためのSEXも自傷行為の1つだと思います。
また、切ったりしなくても毛を抜いたり、壁を殴ったり
自分を噛んだり、、、、。
よくありがちなのが、
自傷行為は自殺行為として捉えられてしまったり、
周囲の人から、強制的に辞めさせられたり、
心ない言葉をかけられたり。
確かに自傷と自殺の関連性がないとは言い切れませんが、
そうしてつらい思いをしている方は多いのではないでしょうか?
そんなあなたへ、
私自身が、いくら周りにやめろと言われても
自分自身がやめたい!!と思っても
辞めることができなかった自傷行為について、
参考までに読んでいただければと思います。
私は、主にリストカットやOD(オーバードーズ)を
日常的に繰り返していました。
自傷行為をしてしまう人は、それぞれ色々な理由があると思いますが、
私の場合は、こんなに苦しい自分に誰か気付いて...という思いが、
今思えば1番強かったと思います。
もちろん、日を増すごとに、
切る量や切る傷の深さが増し、薬の量が増し、、、
薬で3日間ほど寝続けたり、腕を縫うほどに切ってしまうこともありました。
最初は気付いてほしい気持ちだったにも関わらず、
どんどん自分を傷つけることに快感を覚え、
もっと。。。もっと。。。と悪化していきました。
1日のスケジュールに自傷タイムを入れるくらいルーティン化していました。
ある日、学校のプールの授業で、
私は傷だらけの身体を見せることが嫌で見学を申し出ましたが、
そこで先生に自傷行為がばれてしまいました。
それと同時に、精神科からの【登校許可書】をもらわなければ
他の生徒に悪影響だと言われ、その日から学校に行くことすらも
出来なくなってしまいました。
家も学校も親も先生も、すべての人から自分を否定されているような
死ねとさえ言われているような気持ちになりました。
そうして、さらに私の自傷行為はひどくなり、
気が付くと、消えること、死ぬことばかり考えていました。
ある夜、自宅の最寄り駅付近を歩いていると、
1人の女性に声をかけられました。
その人との出会いこそ、私の人生を変えるきっかけだったのです。
今まで、誰からも自分なんて認めてもらえない・・・
自分のことを信じてくれる人なんていない・・・
私みたいな汚い人間、弱い人間は誰からも必要とされない・・・
そんな考えだった私を、すべて受け入れてくれ、
見返りを求めない愛情を注いでくれ、
いい時もわるい時も同じ態度でいてくれました。
もちろん、自傷をすることを否定もせず、
ただただ、傷の手当てを何度でも何回でもしてくれました。
「痛かったね」
「つらかったね」
「もう大丈夫だよ」
と言って。
そんな環境に変わって半年ほど経ったある日、
私は何も意識をしていなかったのですが、
今まで毎日のように自傷をしていたのに、
「あれ?昨日やってないかも?」と、
それが1日から2日、
1週間、1か月とどんどん間隔が開いていきました。
その後も何度か自分を傷つけたくなることもありましたが、
そこから今にいたるまで自傷をせずに生きれるようになりました。
辞めたくてもどうやっても辞めれなかった、
辞めよう、辞めなきゃと思えば思うほど辞められなかった自傷が、
自分のありのままを受け入れてくれる人がいること、
何かあっても安心して帰れるココロの居場所があること、
それだけで、びっくりするくらい簡単に、
気が付がつけば辞めることができていました。
辞めることができたという言葉よりは、
自分を傷つける必要がなくなったというほうが正しいかもしれません。
もちろん、人によってさまざまですし個人差はあります。
でも、今この記事を読んで自傷で悩んでいるあなたが居るとしたら、
こんな話信じられないかもしれません。
私も、実際に自分が苦しかった時は、自傷を辞めれる日が来るなんて
思ってもいなかったし、想像もできていませんでした。
でも周囲の人や環境が変わるだけで、こんなに大きく状況や自分が
変わることもできるんです。
今、自分を傷つけてしまうことで悩んでいるあなたへ、
無理にやめようとしなくてもいい。
1つ1つの傷に言葉にできない想いが沢山詰まっているよね。
周りから理解されずに苦しいね。
本当は生きたいよね。
ぎゅってしてほしいんだよね。
夜、自分を傷つけたい気持ちになったら、
ココロサプリのカウンセラーに連絡してみてください。
たくさん傷ついたあなたの心と体に
「頑張ってきたね」って言ってあげよう。
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