LGBTは何人に一人?

2021/08/25 LGBT

LGBTは11人に1人はいると言われています。

クラスに1から2人いるイメージです。

それにもかかわらず「LGBTにあったことない」とか「LGBTは周りに絶対にいない」と断言する人がたまにいます。

LGBTは周りに存在しないのではなく、当事者がカミングアウトできない状態にあることが多いのです。

 

LGBTは昔から一定数いますが、ここ数年で増えたように感じますよね。

それは単純にカミングアウトする人が増えたからです。

私自身も一生自分のセクシュアリティは他人に言えないだろうと思っていましたが、海外のパートナーとの結婚を機に公にカミングアウトしました。

 

LGBTは遠い誰かの話ではないのです。

当事者はすぐそこにいます。

自分の子供かもしれないし、自分の親友かもしれない、自分の友達かもしれない。

自分の生徒かもしれない、自分の先生かもしれない。

そういった想像力ができないと、知らず知らずに周りを傷つけてしまいます。

 

「LGBTを認められない人のことも認めるのが多様性では?」という考えも散見されます。

一見、正論そうに聞こえますが、LGBT当事者を排除するときによく使われます。

 

「会ったことがない=存在していない」わけではないのですよね。

是非Twitterで「#私たちはここにいる」で検索をかけてほしいのです。

皮肉にも「LGBT当事者にあったこともないし見たこともない」と発言した白石議員の発言により生まれたハッシュタグです。

皆さんもLGBTの我々に目を向ける、知ろうとするということから始めていただけたら嬉しいです。