子育てが嫌いなわけじゃないのに、なぜイライラするのでしょうか?

2021/03/07 子育て

子育てが嫌いなわけじゃないのにイライラすることってありませんか?

 

子育てをするというのは、肉体的にも精神的にも大量のエネルギーを消耗します。

 

子どもが自立するまで、気を抜く時間がなかなか持てません。

 

そうした中でイライラする親もいればしない親もいます。

 

その違いは、子育てが嫌いかどうかではありません。

 

 

では、何がそうさせてしまうのかというと、

 

一番の原因は思い込みです。

 

つまり、子どもが何かを失敗したときに、それがすべて子どもに原因があるものだと思い込んで感情的に叱ってしまいます。

 

それは子どもは大人と同じように行動をしなければいけない、そこから外れたら間違いだと思いこんでしまっているからです。

 

でも、子どもは肉体的に未熟だし知識や経験もまだ足りません。大人と同じように考え、行動するなんて難しいことです。

 

 

それに大人の視点では間違っていても、子どもの視点では間違っていないことはいくらでもあります。

 

親が大人になるときに失ってしまった純粋さや勇気を、間違っていると叱ってしまうのは良いこととは言えません。

 

 

ですから、イライラを感じないようにする対処法は「そんな思い込みを捨てること」です。

 

 

もちろん、子供の命に関わることなど親として絶対に譲れないところはあるとしても、そうではなく食事や睡眠、遊びを見守るとき、正解を一つだけに絞るのではなく、もっと自由に子育てをしていくことで気持ちに余裕が生まれます。

 

 

それ以外にも、心の余裕を失わせる原因には配偶者の無理解があります。

 

会社の仕事は家を出てから帰ってくるまでなので、家ではプライベートな時間を持てます。

 

でも子育ては、時間で区切ることはできません。

 

寝ているときでさえ、夜泣きやおねしょなど様々なトラブルが置きます。

 

そういったトラブルに対応している横で、配偶者がテレビを見ていたりのんきに寝ているようであれば、言いようのない怒りが込み上げてきます。

 

子供は一人ではつくれないものなのだから、配偶者も責任を持って子どもの食事や入浴そして洗濯などを見るべきです。

 

なのに、自分は関係がないという態度をとられたら母親だけすべてを背負うことになります。

 

そんな状態で子供が食事で好き嫌いを主張したり外で服を汚せば、心の余裕のなさが子供に向かいイライラしてしまいます。

 

 

対処法は、夫婦でよく話し合うこと。

 

 

二人で分担できる部分があるならば、仕事を割り振って楽ができるように。

 

もし配偶者の仕事が忙しく分担が難しいようならば、お互いの辛さをわかり合い二人で感謝の言葉を伝えあうことで夫婦の絆が強くなりますし、心の負担を軽くできます。