お隣さんから根掘り葉掘り聞かれることがつらかった私が変われたたった一つのヒント
私は、お隣さんとの人間関係が結構つらかったという経験があります。
決して悪い人ではありませんし、嫌がらせやいじめのような事をしてくるとか、そういうことではありません。
では何に苦しんでいたかというと、
「やたら自分の事をしゃべってくるし、それでいていろいろなことを根掘り葉掘り聞いてくる」
ということ。
向こうは凄くおしゃべりが好きで、なおかつ色んなことを聞いてくるんです。
家族や主人の事はもちろん、独身時代の事や家計の事、ご近所の〇〇さんがどうだの。
毎日のように頻繁に会うというわけではなかったのですが、会ったときがとにかく大変。
こちらが急いでいてもお構いなし。気を使ってこちらが話題を振っても自分の話ばかり。
かと思えば、雪崩のように質問をぶつけてきたり・・・。
<なんとも言えないモヤモヤ感と不安感でいっぱいいっぱいに>
ただおしゃべりが好きなだけだと思うのです。それはわかっているつもりです。
向こうが勝手に話してこっちが相槌を打っていればよいのだったら、まだよいのですがこっちに色々と聞いてくるのが嫌で嫌で・・。
あのときの感情は、何と言えばよいのでしょう。
もやもやとも言えますし、不安とも言えると思います。
私は、人に何か詮索されるのが好きではありません。
別にやましいことがあるわけではないのですが、どうしてそんなことを聞いてくるのだろう、何を聞きたいのだろう、何を知りたいのだろうという不安がそこにはあるのかもしれません。
ですので、お隣さんに声をかけられると、いつもびくっとしてしまうのです。
今日は何を聞いてくるのだろうと思い、心臓がばくばくすることもありました。
そんな大それたことは聞いてこないのですが、根掘り葉掘り感がどうしても好きにはなれなかったのです。
<苦しかった一番の要因は正直に話さなくてはいけないという使命感>
お隣さんなので、話をするのが嫌だからといって全く会わないというのは中々難しいの現実です。
あからさまに無視するわけにもいきませんし。
ですので、こっちがどうにかしないといけないと思いました。
どうすればいいのか考えに考えた末に行きついた答えは、
「正直に話す事と適当さを交え受け流す」
ということです。
何か聞かれても、嘘をついたらやばいことは正直に言います。
ですが極端な話、嘘をついても向こうには分からないであろう話もありますし、多少の嘘をついても大丈夫な内容もあるわけです。
本当のことと嘘を交えて話すことで、私のモヤモヤはかなり解決しました。
今までは、どんな話でも全部正直に話さないと失礼だというある種の使命感のようなものがあり、それが苦しかった一番の要因だったと気づくことができました。
嘘をつくのも大変なのではと思われるかもしれませんが、言葉を変えれば創作なので、やってみると案外楽しいものです。
嫌々やっていたお隣さんとの会話も、何を言おうかなと考えることで、少し楽しくなっている自分がいました。
もちろん、何か聞かれてその場で答えなければいけないので、あまりに言葉が出てこないというのは不自然ですし、嘘を言ってもいいのかよくないのかというのも考えて言葉を発さないといけません。
人によってはかなり苦痛になってしまうかもしれません。
ですが私にとっては、ちょっとした嘘を交えながらの会話というのは結構楽しいものでした。
<精神的に参ってしまうくらいなら少しくらいの嘘はついた方が良い>
決して嘘をつくことを勧めるわけではありませんが、あくまでどうでもいい範囲の嘘なので、重大なものでなければいいのかなと思っています。
お隣さんやご近所さんとの付き合いで、億劫な思いをしている人は、少なくないのではないでしょうか。
そういった付き合いをゼロにするというのは無理でしょうが、私が見つけたようなちょっとした工夫で楽しむことが出来れば、精神的にかなり楽になると思います。
お隣さんとの会話の中で、私の嘘というのはせいぜいほんの少しですが、精神的に楽になれたのはそれ以上という感じがします。
お隣さんとの付き合いは、苦痛に感じる部分はあるでしょうし、だからといって嘘を交えるというのは抵抗があるという人も多いかもしれません。
ですが、それで精神的に参ってしまったらどうしようもありません。
毎日の自分が少しでも元気に過ごせるように、影響がない程度の嘘だったら交えてもよいのではないでしょうか。
そこまで仲良くない人に全て正直に話そうとするから、しんどいのです。
ほどほどにでも、人間関係は保っていけますよ。
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